2026年度第1学期の単位認定試験を終え、現在は成績発表を待っています。
今回の結果によっては、卒業に必要な単位を満たせる可能性があります。一方で、受験を見送った科目や、合格しているか分からない科目もあるため、もう1学期学ぶことになるかもしれません。
今学期で卒業となるのか、それとも次の学期まで大学生活が続くのかは、正式な結果が出るまで分かりません。ただ、どちらの結果になったとしても、これからも学習を続けていきたいという気持ちは変わっていません。
卒業が決まったのなら再入学を考えるだけです。
今回は、成績発表を待つ現在の心境と、卒業後の学びについて考えていることを整理します。
成績は通常の発表日に確認します
正式な成績発表はまだですが、システム上の表示から、単位を修得できているかどうかを事前に推測する方法があります。
いわゆる「裏技」と呼ばれているものです。
僕も過去に、この方法を使って正式な発表より前に結果を確認したことがあります。
第17回「放送大学2024年度2学期単位認定試験、裏技で結果が分かるっぽい」では、次のように書いていました。
正式発表はまだですが、次の履修選択をする上で早めに知れるのは良いですね。
当時は、次の学期に履修する科目を早く決めたいと考えていました。どの科目に合格し、どの科目が再試験になるのかを確認できれば、履修計画を立てやすくなります。
また、第30回でも同じ方法を使い、単位認定試験の結果を事前に確認していました。以前は、正式発表まで待つつもりでいても、結果が気になって途中で確認したことがあります。
しかし、今回は裏技を使わず、通常の成績発表日に確認する予定です。
今学期で卒業要件を満たせているのかは気になりますが、数日早く知ったからといって、すぐに何かを決めなければならない状況ではありません。
卒業できなかった場合も、もう1学期学ぶことに抵抗はなく、受験しなかった科目については改めて学習して再試験に臨むつもりです。
以前と比べると、結果を急いで確認しなくてもよいと思えるようになりました。今回はシステム上の変化を何度も確認するのではなく、正式な発表日を待ちたいと思います。
今学期で卒業できなくてもよい(もちろんできれば良いが)
今学期は、単位の修得状況によっては卒業できる可能性があったため、比較的多くの科目を履修していました。
できるだけ多くの単位を修得し、可能であれば今学期で卒業したいという気持ちはありました。一方で、内心では卒業がもう1学期先になっても構わないと考えていました。
大学での学習は、必要な単位をそろえることだけが目的ではありません。単位を修得できたとしても、十分に理解できていない内容は残ります。反対に、単位を修得できなかったとしても、その科目で学んだ内容がすべて無駄になるわけではありません。
特に放送大学での学びはそれをよく実感出来る気がします。
最短で卒業することよりも、自分なりに納得できる形で大学生活を終えることの方が大切です。
もちろん、今学期で卒業要件を満たしていればうれしいです。しかし、満たしていなかったとしても、失敗したとは考えないと思います。必要な科目を改めて学び、次の試験に備えればよいだけです。
卒業後も自然科学の学びを続けます
大学で学び始めた当初は、卒業することが大きな目標の一つでした。
授業を受け、通信指導やレポートに取り組み、単位認定試験を受けながら、少しずつ単位を積み重ねてきました。卒業要件を満たすことは、これまでの取り組みが一つの形になるという意味で、大切な区切りです。
ただ、学習を続けるうちに、卒業することだけが目的ではなくなりました。
授業を通じて初めて知った分野もあれば、以前から苦手意識を持っていた内容に興味を持つこともありました。授業だけでは理解できず、自分で基礎まで戻って調べ直したこともあります。
大学を卒業すれば、決められたカリキュラムのなかで学ぶ生活はいったん終わります。しかし、自然科学について知りたいことは、まだ多く残っています。
卒業後も、自然科学を中心とした学びを続ける方針です。そのなかでも、特に数学を中心に取り組みたいと考えています。
数学の学び直しを中心にします
僕は数学を得意としているわけではありません。むしろ苦手です。
大学の授業でも、扱われている内容を理解するために、前提となる計算や関数、微分積分などへ戻らなければならないことが何度もありました。物理の内容を理解しようとしても、その前に数式の意味が分からず、そこで立ち止まることもあります。
それでも、以前と比べると数学に対する抵抗感は小さくなりました。
分からない式を一つずつ確認し、必要なところまで戻って学ぶことで、少しずつ意味が見えてくることがあります。すぐに理解できなくても、時間をかければ以前より先へ進めるようになりました。
卒業後は、試験や単位修得のためだけではなく、自分が理解したいことを理解するために数学を学びたいです。
微分積分や線形代数などの基礎を改めて確認しながら、離散数学やグラフ理論といった関心のある分野へつなげていきます。難しい内容へ急いで進むのではなく、分からないところを曖昧なまま残さないことを重視したいと思います。
数学の研究活動も少しずつ進めます
数学の学び直しと並行して、自分なりの研究活動も進めたいと考えています。
現在はグラフ理論に関係する問題に関心を持ち、先行研究を読むために必要な知識や、計算に使う環境を整えています。
ただし、今の段階で新しい成果を急いで出そうとは考えていません。
まずは既存の論文を読み、そこで使われている定義や証明、計算方法を理解する必要があります。また、既知の計算結果や検証を自分の環境で再現し、どのような手順で結果が得られているのかを確かめたいです。
研究という言葉からは、新しい定理や結果を発見することを想像しがちです。しかし、その前には先行研究を正確に読み、既存の結果を理解する段階があります。
僕の場合は、数学の基礎を学び直すことと、先行研究の再現を進めることを当面の中心にします。
大学を卒業すれば、授業や試験に使っていた時間の一部を、このような活動に充てられるようになるはずです。すぐに成果を求めるのではなく、長期的に取り組んでいきたいと思います。
情報コースへの再入学を検討しています
卒業後については、放送大学の情報コースへ再入学することも検討しています。
ただし、再入学後の学習の中心を情報系へ移したいわけではありません。
これからも中心に据えたいのは、自然科学、特に数学の学び直しと研究活動です。情報コースへの再入学は、数学から情報系へ専門を変更するためではなく、現在の学びを維持しながら、扱える領域を少し広げるための選択肢として考えています。
数学や自然科学を学ぶなかでも、プログラムやコンピュータを利用する場面はあります。現在進めている研究準備でも、既存のプログラムや計算環境を使い、得られた結果を検証する必要があります。
そのため、情報系の知識は数学とは別の新しい中心分野というより、数学や自然科学の学習を支える周辺領域として捉えています。
情報系は学びの領域を広げるために学びます
情報コースでは、プログラミングだけでなく、データ構造、情報理論、コンピュータの仕組みなど、さまざまな内容を学べます。実際の開講科目にも、情報技術だけに限定されない幅広い科目が設けられています。
これらをすべて専門的に学び、情報系の専門家を目指すというより、これまで体系的に触れてこなかった分野の基礎を知りたいと思っています。
これまでは、プログラムや計算環境が必要になるたびに、その都度使い方を調べることが多くありました。実際に動かすことはできても、その背景にある考え方や、なぜその方法が使われているのかを十分に説明できない場合があります。
大学の授業として情報系の内容に触れることで、個別に覚えてきた知識を整理し、それぞれのつながりを理解しやすくなるかもしれません。
また、自分では積極的に選ばなかった内容を学ぶ機会が生まれることも、大学へ再入学する利点だと思います。
最初から情報系を深く学ぶと決めるのではなく、自然科学を中心とした学びを続けながら、視野を少し広げるイメージです。
数学の研究を支える知識として活用します
情報系の知識は、数学の研究活動を進めるうえでも役立つと考えています。
僕が関心を持っているグラフ理論の問題では、理論的に考えるだけでなく、コンピュータ上でグラフを生成したり、特定の条件を満たすか調べたりすることがあります。
既存の研究結果を再現する場合も、プログラムや計算ツールを単に実行すればよいわけではありません。どのようなデータを入力し、どのような計算が行われ、出力された結果が何を意味するのかを理解する必要があります。
アルゴリズムやデータ構造、計算量について基本的な知識があれば、処理方法が選ばれている理由や、計算に時間がかかる原因も考えやすくなります。
情報系の学習を独立した目標として進めるのではなく、数学を理解し、計算し、検証するための知識として活用したいです。
数学を中心に据えたまま、必要な部分で情報系の知識を取り入れていく形が、現在の僕には合っていると思います。
論文へアクセスしやすい環境も維持したいです
情報コースへの再入学を検討する理由には、授業を受けることだけでなく、論文や学術資料へアクセスしやすい環境を維持したいということもあります。
インターネット上には、誰でも無料で読めるオープンアクセス論文や、研究者が公開している原稿があります。そのため、大学を卒業すると論文がまったく読めなくなるわけではありません。
一方で、学術論文のなかには、出版社や学術データベースとの契約がなければ本文を閲覧できないものもあります。必要な論文を見つけても、個人では本文までアクセスできないことがあります。
放送大学では、大学が契約している電子ブック、電子ジャーナル、データベースのうち、リモートアクセスに対応しているものを、所属する学生や教職員が学外から利用できます。すべての論文を閲覧できるわけではありませんが、学術資料を探し、利用するための選択肢は広がります。
数学の研究活動を進めるのであれば、先行研究を継続的に探し、内容を確認する必要があります。論文へのアクセスが制限されるたびに個別購入することは、現実的ではありません。
大学に在籍していることで、どの程度の数学系論文を利用できるかは、実際の契約範囲によって異なります。それでも、大学図書館の検索環境や、利用可能な電子資料へアクセスできることには価値があります。
学術資料を利用しやすい環境を維持することも、情報コースへの再入学を考えている理由の一つです。
再入学後は履修ペースを落とします
情報コースへ再入学したとしても、現在と同じようなペースで多くの科目を履修するつもりはありません。
これまでの大学生活では、卒業時期を意識し、一度に多くの科目を履修した学期もありました。しかし、科目数が増えるほど、授業を進めることや試験を受けること自体が優先され、一つ一つの内容を十分に理解する余裕がなくなることがあります。
特に今回の学期は生活が忙しく、十分な学習時間を確保できないまま試験期間を迎えました。
受けられる試験を受けることはできましたが、理解を深めるという点では、満足できる進め方ではなかったと思います。
再入学後は、最短で情報コースを卒業することを目標にはしません。
履修する科目数を抑え、無理なく続けられるペースで学ぶ予定です。大学の授業に使う時間が増えすぎて、数学の学び直しや研究活動が進まなくなっては、再入学する目的と合わなくなります。
大学での履修は、学習全体の一部として位置づけます。
情報コースの科目を少しずつ履修しながら、数学の基礎学習や研究活動に使う時間も確保したいです。単位数を増やすことよりも、学んだ内容を自分の知識や活動につなげることを大切にします。
大学に在籍し続けること自体を目的にはしません
大学の授業を受けられることや、図書館の電子資料を利用できることには魅力があります。
一方で、大学に在籍し続けること自体が目的にならないようにする必要もあります。
再入学すれば、授業、通信指導、レポート、単位認定試験が再び生活のなかに入ります。履修科目を増やしすぎれば、数学の学び直しや研究活動へ使える時間は減ります。
そのため、情報コースで学べる内容、利用できる学習環境、必要な費用や時間を考えたうえで、再入学するかどうかを判断したいです。
再入学した場合も、卒業要件を早く満たすことにこだわらず、興味のある科目や、現在の学習とつながる科目を中心に選びます。
情報コースを卒業することが新しい最優先目標ではありません。
あくまでも数学や自然科学を中心とした学びを継続し、その周辺へ少し領域を広げるために、大学という環境を活用する考えです。
分野を変えるのではなく、学びを広げます
大学卒業後も、自然科学系の学習を続けるという方針は変わりません。
特に数学については、基礎からの学び直しを続けながら、グラフ理論を中心とした研究活動にも取り組みたいと考えています。
情報コースへの再入学は、その方向性を変えるものではありません。
数学を中心に据えたまま、コンピュータや情報に関する知識にも触れ、自分が扱える領域を少し広げるための選択肢です。また、大学に在籍することで、論文や電子資料を利用しやすい環境を維持できる可能性もあります。
再入学後は大学での履修ペースを落とし、単位修得だけに追われない形で学びたいです。
数学の基礎を学び直すこと、先行研究を読むこと、既存の結果を再現すること、そして必要に応じて情報系の知識を取り入れることを、互いにつながった活動として進めていきます。
まずは正式な成績発表を待ちます
今後についてさまざまなことを考えていますが、まずは2026年度第1学期の正式な成績発表を待ちます。
今学期で卒業要件を満たしていれば、現在の大学生活は一つの区切りを迎えます。単位が不足していれば、もう1学期学び、再試験や必要な科目に取り組みます。
どちらの結果になったとしても、学習そのものを終えるつもりはありません。
卒業後も数学を中心に自然科学の学びを続け、研究活動を少しずつ進めたいと思います。そのうえで、情報コースへの再入学についても検討します。
大学へ再入学する場合も、これまでのように卒業時期を優先して多くの科目を履修するのではなく、自分の学び全体を崩さない範囲で進めます。
大学で学ぶこと、独学を続けること、研究活動を進めることを無理に分けるのではなく、それぞれをつなげながら、これからも自分のペースで学び続けたいと思います。
編入から2年。
卒業するかもしれないという段階に来てようやく、学び方などが少し見えてきた気がします。
学べば知識が得られ、より成長する。
そう思っていましたし、そういう部分もあると思います。
しかし、学ぶことで自分が理解できていないのだと知ること。
そこにも喜びがあるのだとしれたことは大きいなと実感しています。
鯛焼ぷろじぇくと。Official Website