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「悲しみや怒りを感じたとき、相手だけを責められないときの心の整え方」

はじめに

人間関係の中で、相手の行動によって自分が深く傷つけられることがあります。理不尽に思えたり、怒りや悲しみが込み上げたりすることもあるでしょう。けれど、すぐに「全部あの人が悪い」と言い切れない複雑なケースも多いものです。

僕は実際に最近そのような出来事を経験しました。

この記事では、そうした状況で自分の心をどう落ち着け、前に進むためにはどうすればいいのか、心理学的な観点も交えながら具体的なアプローチを紹介していきます。

なぜ「相手だけが悪い」とは言い切れないのか

感情的になると、どうしても「自分は被害者だ」「あの人さえいなければ」と思いがちです。しかし、対人関係においては複数の要因が絡み合っていることが多く、どちらか一方だけに非があると断定するのは難しいのが現実です。

心理学ではこのような感情のバイアスを「帰属の偏り(attribution bias)」と呼びます。特に、自分が不快な感情を抱いたときは「外的要因(=相手のせい)」に原因を求める傾向があります。これを「自己奉仕バイアス」といい、私たちが自分を守るために無意識に使っている心理的メカニズムなのです。

具体的には書けませんが、今回僕が遭ったケースでも、相手以外の要因が絡んでおり、運が悪かったと考えることもできる内容となっています。

自分の感情を否定せずに受け止める

重要なのは、「相手だけのせいではない」と思うことと、「自分が傷ついた」という感情を否定することは全く別だということです。

たとえば、相手の発言が結果的に自分を深く傷つけたとしたら、その感情は事実です。どんな理由があろうと「辛い」と思った気持ちは無視してはいけません。

このとき有効なのが、感情のラベリング(emotion labeling)です。これは心理療法(特にマインドフルネスや認知行動療法)でも使われる方法で、自分の中にある感情に名前をつけてあげること。

例:「私は今、悔しさと悲しみを感じている」 「自分を否定されたような怒りがある」

こうすることで、自分の感情を客観的に把握しやすくなり、気持ちが落ち着く効果があるとされています。

一歩引いて、自分の立場を俯瞰してみる

感情が強く揺れているときは、状況を客観的に見るのはとても難しいものです。それでも、少し時間を取って、「自分はどんな立場で、相手は何を考えていたのか」を冷静に見直してみることが有効です。

これは「認知の再構成(cognitive restructuring)」という手法に近く、物事の捉え方を柔軟にするために使われます。

たとえば、「あの言い方はひどい」と思ったときに、 →「もしかすると、相手も余裕がなかったのかもしれない」 →「自分もあの時、少し過敏になっていたのかもしれない」

このように複数の視点から見ることで、感情の強さが和らぎ、自分自身への理解も深まります。

これは、僕自身にとっても効果があると感じられました。

時間を置くことの大切さ

とはいえ、どれだけ理屈では分かっていても、感情が収まらないときはあります。そんなときは、無理に解決しようとせず、時間を置くという選択が有効です。

脳科学的にも、強い感情が沸き起こっている状態では「扁桃体」が活性化し、理性的な判断をつかさどる「前頭前皮質」がうまく働かなくなります。気持ちを整理するには、この興奮が落ち着くのを待つことが必要です。

時間をおくことで、次第に自分の気持ちが整理され、「今はこう感じているけど、もう少し冷静に考えてみよう」と思えるようになります。

正直、怒りや悲しみが落ち着かない間は、下手にあれこれ考えない方が良いですね。
思考が暴走して悪影響を及ぼす可能性が高まります。

美味しいものを食べて、さっさと寝てしまうのが良いのかもしれません。
僕はそうしました。

まとめ:感情と向き合い、少しずつ手放す

人間関係のもつれや誤解は、感情のぶつかり合いでもあります。だからこそ、自分の気持ちを大切にしながらも、それに飲み込まれすぎず、一歩引いて見ることが必要です。

  • 相手だけが悪いと決めつけず、自分の感情を見つめる
  • 感情に名前をつけて、整理する
  • 客観視することで視野を広げる
  • 時間をおいて、自然に落ち着くのを待つ

こうしたステップを経ることで、少しずつ気持ちは整い、自分自身を守りながら次に進めるようになります。

自分の心を守るために、「すぐに解決しなくてもいい」「今は混乱していて当然だ」と、自分に優しくあることも忘れずにいたいですね。