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第13回「10月入学からの3か月、単位認定試験を前に振り返る学びの記録」

2024年10月に放送大学に入学し、気がつけば3か月が過ぎました。

そして、2025年1月19日からは初めての単位認定試験が始まります。
この短期間の中で、僕は多くの失敗を経験しましたが、その失敗から新しい気づきや学び方を得ることができました。
ここでは、この3か月半を振り返り、得られた経験や教訓を記録していきたいと思います。

オンライン授業の単位を落とすことが確定

まず、オンライン授業の単位を落とすことが確定しました。
いきなり悲しい報告ですが、ご説明します。

その原因は、課題提出期限を勘違いしていたことにあります。
オンライン授業では課題やレポートの提出が成績に直結し、単位認定試験はありません。
しかし、課題の提出があります。
僕は授業の配信期間と課題提出期限が同じだと勝手に思い込んでしまっていました。

オンライン授業は2025年2月28日(金)17時まで配信されていますが、課題の提出期限はそれよりも早く、1月前半に設定されています。これに気づいたときには、すでに期限を数日過ぎてしまっていました。

そもそも、僕は放送授業を主体に学習を進めており、オンライン授業については「いつでも受けられる」と考えていたため、油断していたのです。
また、オンライン授業を2科目(合計2単位)だけ履修していましたが、これすらも実行する余裕が無く、そろそろ真面目に受けようかと思ったときにはもう遅かったのです。

今期は放送授業8科目、オンライン授業2科目の合計18単位を履修していましたが、オンライン授業を落とすことで16単位が上限となります。それでも、今回の失敗から学べたことが多かったので、そこまで後悔はしていません。

1月19日からの単位認定試験

放送授業の単位認定試験は1月19日から27日までの期間で行われます。
僕は仕事との兼ね合いもあり、1月21日から受験を始める予定です。
予備日を含めて、3日間くらいは休日があるので、そこで受けようと思っています。

全8科目で、1科目50分の試験です。
頑張れば1日ですべて受験することも可能ですが、余裕を持って2日に分けて受けようと考えています。

オンライン授業での失敗を踏まえ、今回の試験では「受けられなかった」という事態だけは絶対に避けたいところです。
単位認定試験はオンラインで行われますが、一度試験を開始すると時間がカウントされ、ネットの接続が切れると途中退出と同じ扱いになる可能性があります。
このようなリスクに備えて、ネット環境を改善するなどを入学前に行ったので、その効果が十分に発揮できるかと思います。

計画の甘さと追い込まれた状況での気づき

放送大学では学期ごとに履修科目を選び、学習を進めますが、僕の場合、10月入学から試験までの期間が4か月ほどしかないということを甘く見ていました。
放送大学は2学期制で、1学期が半年という認識があったため、もっと余裕があると考えてしまったのです。
イコール、半年間学習期間があるという認識をしてしまっていたんですよね。

実際には、学期の前半で学習の大部分を終わらせる必要があり、試験対策に十分な時間を確保しなければなりません。
僕は、11月に行われたWEB通信指導(全15章中7章が範囲)の早さに違和感を覚えましたが、それを軽視してしまいました。たまたまそういうスケジュールになっているのかと思ったら、実際に試験までの期間二分した期間がその辺りだったということでした。

現時点では、数学以外の放送授業はすべて視聴を終え、現在は数学の授業を進めています。
ただ、試験までの日数を考えると、視聴だけでなく過去問の確認や試験対策も十分ではありません。
この限られた時間の中で、最大限の準備を進めていく必要があります。

新しい学び方の発見

追い込まれた状況で学習を進める中で、これまでの学び方に疑問を持つようになりました。特に、ノートを丁寧にまとめることに時間を割きすぎていたことが反省点です。

ノートは学びを補助するための道具にすぎません。
内容を覚え、使えるようにすることが本来の目的です。そこで、今後は以下のような方法を採用することにしました。

  • ノートをまとめる時間を減らし、記憶に集中する
  • 科目ごとに分けず、関連する分野で1冊にまとめる
  • 放送授業は概要の把握に重点を置き、テキストで理解を深める

というように変更しました。
個人的にコレクション欲求が高いので、個別でまとまったノートが増えるのは満足度が上がるのですが、難易度が高い作業でもあるので、上手くいかなくなるとその作業自体を止めたくなってしまうのです。

さらに、複数窓を使った授業の同時視聴も取り入れました。最大4窓で視聴し、要点を把握した後、テキストで詳細を学ぶ。この方法で、時間不足を補うとともに、効率的な学習を進めています。
これはちょっと裏技的というか、僕自身動体視力が人並み外れているので可能なのかもしれませんが、やってみると意外と出来ました。

また、放送授業は放送大学のメインコンテンツだと思うのですが、それを1度視聴しただけで理解が深まるわけでは無いと思います。
なので、僕は放送授業に深い理解を求めるのでは無く、おおよその概要と、自分なりに気になるポイントや難解なポイントをピックアップするために視聴しようと決めました。

この方法については、また別の記事で詳しく解説したいと思います。

次学期への展望と履修科目数の妥当性

今期の履修科目数(18単位)は、3年次編入という立場から2年で卒業要件を満たすことを考えると妥当でしたが、初めての学期という点では少し多かったのかもしれません。
ただし、今回の経験をもとに、次学期は履修科目をもっと増やすことも検討しています。

理由は、次学期までのインターバル期間を有効活用し、放送授業を事前に進められるためです。
また、入学金を払う必要が無いので、その分の費用を科目履修に使えるというのもあります。

オンライン授業については、次回も同じ科目を履修する予定です。
単位認定試験後に学習を進めます。
今期は単位が取れませんが、次学期が始まる前から学習を進めて余裕を持てるようにしようと思います。

まとめ

この3か月半は失敗も多く、学習計画や方法について多くの反省点がありました。
しかし、同時にたくさんの学びを得られた有意義な期間だったと思います。
計画的に進めること、目標達成までの最短ルートを考えることが重要だと気づきました。

もちろん真っ当に正攻法で、一般的な学び方を継続するのも悪くはないのでしょう。
しかし、働きながらだと短期間で成果を出す必要が出てきます。

学んだ気になる学習法から、実際に学ぶ学習法へ。
一度で学びきる必要はありません。
学んで分かりやすいどこかへ到達したとしても、そこで学びを止めるわけではありません。
どうせ学び続けるのですから、達成できたこと、得られたことに喜びを感じられる学び方を実行していきたいものですね。

単位認定試験を控えた今、同じ試験に挑む皆さんとともに頑張りたいと思います。
僕は仕事と並行しつつ、毎日最低4時間は勉強を続けています。
一緒に乗り越えていきましょう!