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第2回「科目選択・学習計画について考える」

今回は放送大学の全科履修生として学にあたって、どのような科目を選択し、どのように学習を進めていくかについて考えていきます。

ちなみに僕は今年の2学期入学(3年次編入)で既に願書を出していて選考中なので、履修科目の申請は既に終えています。
その中で僕がどのように考えて科目を選択したのか、またまだ考えるべきことが他にないかなどの確認も兼ねて記事を書いていきます。

<基本情報>

放送大学とは

放送大学は、日本全国を対象にテレビやラジオ、インターネット配信を通じて授業を行う通信制の大学です。
幅広い年齢層や職業の人々が学んでおり、自分のペースで学習を進めることができます。

しかし、自分で自由に学ぶ内容やペースを調整できる分、自主的に学習計画を立てて履修する必要があります。
学ぶ意欲のある人にとっては、とても良いシステムだと思います。

卒業に必要な単位数

放送大学の学部卒業には、124単位以上の修得が必要です。
更にこれには科目区分による要件と、授業形態による要件があるので注意が必要です。

科目区分とは、基盤科目、導入科目、専門科目、総合科目という区分のことです。
これらは科目の難易度を示しており、基盤科目<導入科目<専門科目<総合科目と難易度が上がっていきます。

これらの区分は更にナンバリングで初級・中級・上級に分かれており、科目選択の参考にすることができます。
ある程度知識のある人は、導入あたりを中心に始めていくことも出来ますし、しっかり基礎から学びたい人は基盤科目を中心に選ぶなど、柔軟に調整可能です。

個人的にはある程度知識があっても、基盤科目から学んでいくのが良いかなと思っています。
それ以上の区分が、基盤科目を履修している前提で作られていたりするというのと、単純に面白そうな科目も多いというのが理由ですね。

基盤科目は高校からの接続授業として、一部高校の内容も含んでいたりするので、本当に初歩から学べるものもあります。

次に授業形態ですが、これは授業の形式を示します。
放送大学では、放送授業、オンライン授業、面接授業(スクーリング)などがあります。

放送授業とは、BS放送などの放送で視聴する授業です。こちらはインターネットでの配信もあります。
僕の場合はインターネットでの配信のみで学ぶ予定なので、実質オンライン授業のようなものです。

オンライン授業とは、オンラインのみで配信されている授業です。

面接授業(スクーリング)は、実際に各地の学習センターなどで対面で授業を受けるものです。
僕は今期は受けませんが、体験型の授業などもあり、面白そうではあります。

以上3つの授業形態の違いは、授業の形態だけでなく学習の形式や単位数の違いもあります。

放送授業は1科目2単位で、全15回×45分、WEB上での通信指導としてテストがあり、それに合格すると単位認定試験の受験資格が得られて、学期末に試験を受けて合格すると単位を修得できます。

オンライン授業は1科目1単位もしくは2単位で、基本的には単位認定試験はなく、課題提出で評価されて合格すると単位を修得できます。

面接授業(スクーリング)は1科目1単位で、全8回の授業を現地で受けて単位を修得するもののようです。
正直僕は面接授業(スクーリング)を受ける予定がないので、今ひとつどんな感じか掴めていないのですが、現地授業であるので、定員があり、人気の授業は必ずしも受けられるわけではないようです。

授業形態にかかる卒業要件では、オンライン授業または面接授業(スクーリング)で最低20単位とる必要があるのですが、これを全てオンライン授業でとることも可能です。
また、僕の場合3年次編入で単位認定されると、専門学校で得た単位のうち最大20単位を面接授業として認定されるので、入学してしばらくするとその時点でこの要件をクリアできてしまいます。
なので、タイミングが合い、面白そうな授業があれば受けるかなといった感じです。

以上が、科目選択を考える上で最低限必要な情報かと思います。
卒業要件についてはきっちり調べておきましょう。

計画の立て方

さて、続いて実際に科目選択・学習計画を行う上でのポイント書いていきます。

<学習の目的を明確にする>

まず、自分が放送大学で何を学びたいのか、どのような目標を持っているのかを明確にしましょう。
単純に大卒として学士の称号が欲しいというのでも良いですし、専門的な知識を深めたいとか、資格を取得したいとかでも良いでしょう。

ただ、その目的によって学び方や科目の選択も変わってくるので、学習の目的を明確にするのは大切なことです。

例えば学士の称号が欲しいだけな場合、簡単に単位が取れる科目というのが存在するらしく、主に過去の平均点などを参考にするようですが、そのようにとりやすい科目を中心に学ぶなどが方法としてはあるのだろうと思います。

僕の場合は、もちろん学士も欲しいのですが、自然科学を中心に学んで、後の研究等に繋げたいので、単位の取りやすさは完全に無視して、難易度の高い科目も履修していきます。

また、ロードマップが重要になってくるので、先に書いた難易度を参考に、着実に理解を深めて総合科目へと進んでいくのが良いでしょう。
僕は数学が弱いと思っているので、数学の入門授業を中心に学ぶとともに、自然科学系の入門科目も履修予定です。
数学は演習科目がオンライン授業であったりするので、それも補助として履修し理解を深める予定です。

このように、学習の目的が明確になっていると、科目選択や学習計画も立てやすくなります。

<学習時間を考える>

また、学習時間についても考える必要があります。
この場合の学習時間とは、1日あたり何時間勉強時間を確保できるかというのと、最低限動画を観たりするのにかかる時間、そして実際に覚えて身に付けるのに必要な時間のことです。

放送授業は1.5倍速再生ができるようですが、恐らく僕はそれをあまり使わないだろうと思います。
なぜなら、1.5倍速にしたところで、例えばその分2回繰り返して授業を見直すなどはあまり行わないだろうからです。
オンライン授業の場合はテキストが電子媒体のようなので、場合によって見直しもあるかも知れませんが、放送授業はしっかりとしたテキストがあるので、それで復習できると思います。

というわけで、スタンスとしては動画もテキストもしっかり時間をかけて観たり読んだりする。
とにかく修得するということに重きを置きます。

すると結果として、働きながらだとあまり多くの科目を一気に受けることは難しいと判断します。
僕は今期は放送授業8科目、オンライン授業2科目を履修する予定です。
これで18単位ですかね。

2年で卒業するとなると、3年次編入だと必要単位が62単位で、僕の場合外国語の単位が足りないはずなので63単位と予想しています。
放送大学は2学期制なので、63÷4=15.75ですね。

今期18単位なので、まあ余裕を持って妥当な科目数だと考えています。
うっかり単位を落としてしまう可能性もゼロでは無いので、少々の余裕は必要かと。

あと、単位認定試験は自宅で受けることができますが、期間が決まっているので、科目数が多くなるとそれだけスケジュール管理が難しくなります。

一応その付近で仕事の休みを申請する予定ですが、トータル10科目くらいが限度なのではないかと予想している次第です。

まとめ

こんな感じで僕は放送大学の科目履修計画を立てました。
今後は実際勉強を進めていく中で、調整していくことになるかと思います。

何もかも計画通りとはいかないと思いますが、授業が始まる頃にはしっかりと勉強する習慣をつけておきたいですね。
それではまた次回。