新作ビジュアルノベルゲーム『吸血天使のユニット戦線』開発中だよ!

ログ026「クリエイターとしての成長を望む:今後の展望とか色々」

はじめに

今回はゲーム制作ログというか、僕自身の創作との向き合い方に関して、色々思うところがあるので、その辺りについて書いていこうと思います。

最近、僕は生きていくための希望などを失っていました(いきなり暗い書き出しですみません)。

仕事もプライベートも楽しさを見出せず、最低限の生活すら不安定になっていました。
何の気力もなく、ただ眠り、無理をして仕事に行く。
そういう日々だったのです。

でも、そんなときでさえ、「創作をする」という事に関する興味だけは辛うじて残っており、それを何とか増幅することで徐々に気力を回復させることが出来ました。

創作とは……やはり僕にとって特別なものなのだろうと思います。

創作は、誰でも取り組めるものですが、続けるのは容易くありません。
それでも、やめずに続けていることには何か意味があるのだと思います。

そんなこんなで、今は創作に対する意欲がいつになく上がってきています。
特に「絵を描くこと」に関しては強くそう思います。

というわけで、この機を逃すまいと、本腰を入れて色々挑戦してみようと思うのです。

まずはイラストの上達を目指す

僕にとって絵を描くことは楽しいことです。
しかし、日々熱心に練習しているわけではなく、なんとなく楽しむために描いていました。

ですが、それを続けているとやはり「もっと上手くなりたい」と思うようになります。
自分の足りない部分も見えてきます。

それでも、僕はこれまで惰性で絵を描いてきました。

ただそれではこれ以上楽しめないなと思うのです。
もっと上手くなりたい。
もっと楽しい領域に至りたい。

その気持ちが強くなってきたので、まずはイラストの上達を目指します。

こういうタイミングは数年に一度あり、その度に上手くはなっているのですが、今回はそれ以上の決意を持って取り組みたいと思います。

プロを目指すかどうかは分かりません。
目指したところで能力が身につかなければなれませんから。

ただ、プロになる人が取り組むような訓練を同じように積み、僕の表現したい絵を描けるようにしたいのです。
幸いそれを可能にする環境がネット上にあるので、それを駆使します(ありがたい)。

具体的にはオンラインのイラスト講座を受けつつ、ゲーム制作をすることになります。

僕はキャラクターを描くのが好きなので、仮にプロを目指すとするならば、役割は「キャラクターデザイナー・原画・コンセプトアーティスト」になるでしょう。

今回得たいのは、ただ描くことからの脱却です。
僕はそれなりに絵を描くことを続けてきたので、才能抜きにして続けてきただけの技術は断片的に持っています。
それっぽく、それっぽいイラストを描く。それが出来る。

しかし、何か足りない。
素人よりは上手い気がするけど、魅力が足りない。

そう思うことが多くあります。

僕は魅力的なイラストを見るとき、特に「可愛さ」に着目して見るのですが、どこがどのように魅力的で、どの部分が魅力を引き出しているのか解説することが出来ます。
しかし、僕自身の絵にはそれが少ないです。

魅力的に見せる部分の密度。
それが少ないのです。

密度というと、描き込み度合いをイメージするかも知れませんが、絵の魅力はそれだけではありません。
強いて言うなら説得力です。
そう思わせるポイント。
それが多くあると魅力的に見えます。

そこで考えました。

僕がどのようにしてキャラクターデザインをしているのかを。

とにかく人っぽい何かを描き、そこになんとなく手癖で描きやすいパーツを描く。
何を描くかなどと考えることもない、上手く描こうとは思う。
しかし、上手く描こうという意識だけでは意味がない。

つまり、コンセプトアートとはほど遠い描き方をしていたのです。
もちろん技術として各パーツのディティールを上手く描けるようにはなりたいと思いますが、それ以前にコンセプトが足りない。

というわけで、きちんとコンセプトを決めて描くという、楽しむための描き方とは違い、プロが行っている描き方に移行していこうと思うのです。

道のりは困難だと思いますが、自分の伸びしろを見つけられたのは本当に嬉しく思います。

いずれはこの成長をイラストやゲーム制作で表現できたらと思うので、楽しみにしていてくださいね。

というわけで、ちょっとした僕個人の創作に対する決意のお知らせでした。
頑張るぞ~!