新作ビジュアルノベルゲーム『吸血天使のユニット戦線』開発中だよ!

ログ024「鯛焼ぷろじぇくと。 ~ゲーム制作の情熱と挑戦の旅~」

今回は久しぶりに当サークルの活動やその方針、熱意などについて書いていこうと思います。
以前にも、このサイト運営当初に似たような記事を書いたのですが、それからしばらく経ち、このサークルの在り方なども変化してきたので、改めて僕自身が確認する意味も込めての記事となります。

はじめに

「鯛焼ぷろじぇくと。」は、ビジュアルノベルゲームの創造に情熱を注ぐ個人サークルです。
個人サークルというとちょっとサークルという言葉の意味からして不思議な感じがすると思いますが、これはいわゆる同人サークルなどで使われている、個人で構成されたサークルを指す言葉をそのまま使用しています。

僕自身、集団で何かをするのは苦手なので、ある意味この表現は救いでもあります。
これまでの人生を振り返ると、案外集団で何かをすることを結構経験してきたわけですが、それはあらゆる要求を振り切って個人で行動する勇気が僕になかったからです。

せめて創作は個人で自由にやりたいなと考えています。

僕、焼魚あまねは、このサークルを通じて、独自のゲームを世に送り出すための旅を進めています。

個人と言えど、表現者としてはその作品を多くの人に知って欲しいわけです。
直接語り合うのが苦手だからこそ、作品で色々発信したいというのもあります。

この記事では、現在進行形の制作プロセスと、ゲーム完成に向けた私の課題とビジョンをご紹介します。

なんとなく、当サークルの熱意が伝われば幸いです。

制作中のゲーム

ビジュアルノベルゲーム[吸血天使のユニット戦線]

現在制作中のゲームは『吸血天使のユニット戦線』というタイトルです。

ストーリーの要約はこんな感じ。

赤魔ヶ原エリオル。
自称吸血鬼の少年は、現実とはかけ離れた世界に憧れる引きこもり。
中二病をこじらせている彼は、何か特別な自分を内心で探し求めていた。

ある日、彼の退屈な日常に、美しく神秘的な天使が現れる。
この出会いによって、エリオルの心は非現実への扉が開いたことで高鳴る。
そして、天使からの告白で、世界を破壊しようとする最悪神・アンラーの計画を知る。

エリオルは決意を固め、天使とともにアンラーへの戦いに身を投じる。
彼の仲間には、ユニークな能力を持つユニットと呼ばれる存在たち、幼なじみのプランクちゃん、そして意外な存在も加わり、運命の戦いが繰り広げられる。

世界を守るための戦いの中で、エリオルは自身の新たな力に気づき始める。
退屈だった日々が一変し、普遍的な日常の価値を再認識することで、彼は目覚ましい成長を遂げていく。

この物語は、希望と可能性を秘めた少年の眼差しを通じて、新たな世界の姿を描き出していく。

と、こんな感じです。

一応ジャンルとしては、「世界系引きこもり吸血天使成長型ビジュアルノベルゲーム」と銘打っています。

端的に表現すれば、少年の成長録なのですが、そこに僕の好きな「吸血鬼 × 天使」という要素を追加し、異能力バトルを組み込んだ作品となっています。

中二的な展開や要素をちりばめつつ、赤魔ヶ原エリオルという少年の成長を見守り、更に取り巻く世界の変遷を楽しんでもらえる作品にしたいと考えています。

エリオル君は孤独を好み、孤独な世界に浸るタイプの少年なのですが、実際は真の孤独とは異なる状況であることに気づいていきます。引きこもりが外の世界に目を向け始めるわけです。
そこがその作品のポイントかなと思っていて、となれば彼に関わる様々な登場人物も重要な存在なわけです。

頑張って作るので応援よろしくお願いします。

制作の課題とビジョン

ゲーム制作は、複雑な物語の構築、魅力的なビジュアルアートの作成、技術的な課題の克服など、様々な要素を包含します。

私のビジョンは、これらの課題を乗り越え、楽しい物語と可愛いビジュアルでプレイヤーを引き込むゲームを創り上げることです。

物語の構築、キャラクターデザインは僕の好きなプロセスであるのである程度は上手くやれる自信がありましたが、いざやってみるとゲームにする上で必要なことが多くあるのに気づかされました。

技術的な問題ですね。
この辺りは好きな作品や参考になりそうな作品を研究し、自らの作品に応用するよう務めました。
あと、有料の優れたツールの存在は欠かせません。

特にゲームエンジンに関しては、それなしでは作ろうとすら思わなかったことでしょう。
ちなみにゲームエンジンは「ティラノビルダー」を使用しています。
直感的にビジュアルノベル形式のゲームが作れるのでおすすめです。

制作プロセスの透明性

制作プロセスの透明性については、強く重視しているわけではありません。
しかし、ゲーム制作の備忘録や日々の進捗を公開しています。
これは僕自身が記録を残し振り返りたい、備忘録として活用したいというのが一番にあります。

また、個人サークルとして一人でゲーム制作を行う人はそれなりにいらっしゃるとは思うのですが、そこでの活動や苦悩を発信するサイトはそこまで多くないと認識しているので、個人での制作の難しさや成功の瞬間を共有することで、ファンや他のクリエイターとのコミュニケーションを深め、制作自体を一つのコンテンツとして発信してみようという試みでもあります。

コミュニティとの繋がり

「鯛焼ぷろじぇくと。」の公式サイトは、まだまだ試験的なサイトです。
それでも、これから作品を遊んでくださるであろう方々に向けて、少しでも「面白そう」と思ってもらえるよう考えていこうと思います。

作品が完成していない今、興味を持ってもらい、更に作品が完成した後にはより作品を楽しむための場となるようにし、様々な方々との繋がり出来ればと思います。

さいごに

「鯛焼ぷろじぇくと。」は、まだまだ始まったばかりのプロジェクトです。

ゲームを創造する旅は、それ自体が楽しいものであり、同時に私自身の成長と発見のプロセスでもあります。
完成に向けての道のりは長く、時には難しいものですが、楽しく可愛い作品を完成させるべく邁進していくつもりです。

まだまだ応援してもらえるほどの情報を提供できていないと痛感していますが、少しずつでも前進していけるよう頑張ります。
完成をお楽しみに。