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「睡眠時間を短縮してみたら、健康と生産性を守る睡眠管理の重要性を再確認した」

睡眠時間を短縮してみた

睡眠時間の短縮を決意した背景

忙しい仕事の中で時間を確保するため、僕はある決断をしました。
それは、睡眠時間を3~5時間に短縮するというものです。
目的は明確! 起きている時間を増やし、その分を仕事に充てること。

一見、分かりやすく効果が出そうな時間管理のように思えますが、実際には予想外の結果が待っていたのです。

睡眠時間短縮の結果とその影響

確かに、睡眠時間を削減することで仕事の進捗は見られました。
単純に仕事をする時間が延びたということで。

しかし、それには大きな代償が伴いました。
思考能力の低下、異常な睡魔、そして体のだるさ。
これらは、睡眠不足による反動であり、短期的な成果と引き換えに長期的な健康を損なうリスクを感じました。

心拍の上昇なども感じたので、なかなか恐怖でしたね。
気合いと根性だけでは起きていられなくて、エナジードリンクなどを飲んだのも影響したのでしょう。

睡眠時間短縮がもたらす影響について

睡眠は、私たちの身体と心にとって非常に重要な役割を果たしています。
睡眠時間を短縮すると、以下のような様々な影響が生じるようです。

1. 認知機能の低下

睡眠は脳の回復と再構築に不可欠です。適切な睡眠を取らないと、記憶力、集中力、判断力などの認知機能が低下します。
これは眠気がそこまで強くない状態でも感じました。
睡眠中に行われる脳内の「クリーニングプロセス」が不十分になる事が原因のようです。
このプロセスは、脳内の毒素を除去し、神経細胞の回復を助ける役割を果たしています。

リセットというか、修復するタイミングがなく、ずっと脳が働いているので疲弊してしまうのでしょう。

2. 感情のコントロールの困難

睡眠不足は、感情のコントロールを困難にします。
これは、睡眠が感情的な反応を調節する脳の領域に影響を与えるためです。睡眠不足により、ストレスや不安が増加し、日常生活での感情的なバランスが崩れやすくなります。

これも問題です。
単純に自分の体調だけではなく、周りにいる人への悪影響も生まれるので、組織的に行動するのであればなおさら考えなくてはなりません。

3. 身体的な健康への影響

睡眠は、身体の修復、免疫システムの強化、代謝の調節にも重要です。
睡眠不足は、心臓病、糖尿病、肥満などのリスクを高めることが知られています。また、筋肉の回復や成長にも睡眠は必要であり、睡眠不足は身体的なパフォーマンスの低下をもたらします。

睡眠不足が疲れに影響するのは単純な計算で導き出されることであり、また計算するまでもなく分かる事ですね。
ただ、抗いたくなる時があるもの事実。
世の中はわりと忙しいのです。

4. 睡眠の質の低下

短時間睡眠を続けると、睡眠の質自体が低下する可能性があります。
深い睡眠(スローウェーブスリープ)やREM睡眠が十分に得られなくなり、睡眠の回復効果が減少します。これは、短時間の睡眠では、睡眠の各段階を十分に経験できないためです。

短時間だと本当に疲れがとれないんですよね。
パワーナップとか言って、短時間の仮眠が推奨されたりしますが、あれは普段の睡眠がしっかり確保されている前提であり、睡眠の不足を補うためにやるものではないですからね。

5. 睡眠リズムの乱れ

人間の体内時計は、一定のリズムで調節されています。睡眠時間を不規則にすると、この体内時計が乱れ、睡眠の質がさらに悪化する可能性があります。これは、日中の活動性や気分にも影響を及ぼし、全体的な生活の質を低下させることにつながります。

不規則になりがちですが、せめて朝起きる習慣だけは確保しておきたい。
つまり、遅くまで起きていても良いですが、朝まで起きているという状態は避けなくてはと今回思いました。

失う思考力が数時間分では済みません。

睡眠の質と量のバランスの重要性

この経験から、睡眠の質と量のバランスがいかに重要かを痛感しました。パワーナップや短時間睡眠が効果的なのは、それが正常な睡眠パターンの補助として機能する場合に限られます。長時間の睡眠を短縮することで得られる利益は、一時的なものに過ぎず、長期的な健康や生産性には逆効果であることが明らかになりました。

例外はありますが、あくまでそれは例外です。
睡眠が短くても問題ないという人は、本当に希な人か、もしくは勘違いです。

ロングスリーパーとしての自覚

僕は元々ロングスリーパーで、平均して1日に10時間以上の睡眠を取っていました。
このため、時間を無駄にしているという感覚や、他者と比べて劣っているという感覚に駆られていました。

しかし、この経験を通じて、個々人の睡眠ニーズが異なること、そして十分な睡眠が健康と生産性に不可欠であることを理解しました。

あらゆるものがそうだと思いますが、特に睡眠時間に関しては他人と比べるものではないと思います。

睡眠不足に対する認識の変化

極端な睡眠時間の短縮を試みたことで、睡眠不足に対する恐怖が少し減少しました。
これは、睡眠不足がもたらす影響を直接体験し、それを乗り越えたことで、以前よりも活動的に生活できるようになったという自信につながっています。

眠りすぎず、されどちゃんと眠る。
難しいですが、実践し習慣化するメリットは多いように感じます。

結論

この経験から得られた教訓は、睡眠の質と量が健康と生産性に与える影響の大きさです。
個々人の睡眠ニーズに合わせたバランスの取れた睡眠パターンを見つけることが、長期的な成功と幸福への鍵であると言えるでしょう。

無理をしなくてはならない時はあると思いますが、まずは、睡眠を削らなくてはならないという状況自体に疑問を持たなくてはなりませんね。
無駄にしている時間はないかなど。
そういう意味でも、時間の大切さを実感する経験でした。