焼魚あまね
「今回は前回のエリオル君に続き、プランクちゃんにお越しいただきました。ようこそ~♪」
ヘンリエッテ・プランク
「知らない場所なのだ!? あれ? ……焼魚あまねちゃん?」
焼魚あまね
「そうだよ♪ ここで会うのは初めてだね」
ヘンリエッテ・プランク
「ここは……何もないのだ」
焼魚あまね
「そうなんだ。ここは夢と現実の狭間、ちょっと夢寄り? プライバシー保護には打ってつけの世界なんだ」
ヘンリエッテ・プランク
「そこに僕を呼んだんだ……。あまねちゃんはそんな事も出来ちゃうのだ! すごいのだ!」
焼魚あまね
「やろうと思えば何でも出来ちゃうというか……なんというか。と・も・か・く! せっかくこうやって会えたのだから始めましょう! Let’s インタビュー! ヘンリエッテ・プランクちゃんの謎に迫るよ♪」
ヘンリエッテ・プランク
「そういうやつなのだ。でも、僕に謎とかないと思うのだ」
焼魚あまね
「そうっ! プランクちゃんは単純明快! 可愛く元気な正ヒロインだよね♪ でももっと知りたい人もいると思うよ?」
ヘンリエッテ・プランク
「可愛い……とか急に言われると困るのだ。でも……単純? 可愛く元気は良いけど……単純……」
焼魚あまね
「いや……馬鹿にしてないからね? 複雑とかミステリアスとかってタイプではないでしょ?」
ヘンリエッテ・プランク
「それもそうなのだ。なんだかちょっとそういう『単純』とかいうワードに反応しちゃったのだ」
焼魚あまね
「それは、自覚が……いや。何でもない(乙女心という意味では複雑なのかもね)」
ヘンリエッテ・プランク
「ん~?」
焼魚あまね
「気にしないで。さあ、切り替えていこ~う! ではまず、自己紹介から行ってみようかな~?」
ヘンリエッテ・プランク
「何か無理矢理感があるけど、自己紹介するのだ。僕はヘンリエッテ・プランク! みんなにはプランクちゃんって呼ばれてるのだ! エリオル君の家のすぐ隣に住んでるというか、赤魔ヶ原家の邸宅の一部を借りさせてもらってるのだ」
焼魚あまね
「昔はエリオル君と同居してたんだよね?」
ヘンリエッテ・プランク
「間違ってはないけど……その言い方はちょっと、なのだ。ほら、家族……みたいな感じだから! それ以上のあれはないのだ!!」
焼魚あまね
「あれって?」
ヘンリエッテ・プランク
「からかってるのだ! むぅ~、本当に分かってないんだったら分からないままでいいけど。本当に成り行きだったのだ。僕には他にいられる場所がなかったから……」
焼魚あまね
「う、うん……。それは、ごめん。安易に踏み込むべき話題じゃなかったね」
ヘンリエッテ・プランク
「別に大丈夫なのだ。本当に家族みたいに仲良くしてるし、実際家族だと思ってるのだ。それに、エリオル君は僕がいないとダメだから」
焼魚あまね
「エリオル君はプランクちゃんがいてもあれな気がするけど?」
ヘンリエッテ・プランク
「それはそれでエリオル君なのだ! あと、本当に僕がいないともっとあれなのだ」
焼魚あまね
「なるほど、もっとあれと……」
ヘンリエッテ・プランク
「真面目に覚えるほどじゃないと思うのだ。どんなエリオル君でも、僕は一緒に過ごしたいと思うし、一緒に楽しみたいと思うのだ」
焼魚あまね
「ふふ~ん? ラブですか? ラブなんですかぁ~?」
ヘンリエッテ・プランク
「そういうのは……あれなのだ! それに、それだけじゃないのだ! エリオル君を観察するのも楽しいし、エリオル君を驚かしたり、エリオル君を悩ませたりするのも良いし……」
焼魚あまね
「フライパンで叩くのも楽しいよね♪」
ヘンリエッテ・プランク
「そうそう、フライパンで……って! それはまだしてないのだ! 未遂なのだ!」
焼魚あまね
「未遂!? ちょっと冗談のつもりだったんだけど。やろうとしたんだ……」
ヘンリエッテ・プランク
「あれは! じ、事情があったのだ! 物騒なあれではないのだ!」
焼魚あまね
「ふ~ん、フライパンで家族を叩く事情……」
ヘンリエッテ・プランク
「おしまい! その話はおしまいなのだ!! 詳細は言いたくないし、面白い話じゃないのだ!」
焼魚あまね
「そうなんだね。ま、その辺りは次回ヒトさんにでも聞こうかな?」
ヘンリエッテ・プランク
「な! ヒトさんに!? それは……(どうやって口止めしよう? いや、ヒトさんならそんな事をしなくても良い感じにごまかして……でも、正直なところもあるから、事細かく正確に教えちゃうかも?)」
焼魚あまね
「なんだか呟いているけど、そろそろお時間です! 今回のゲストは、ヘンリエッテ・プランクちゃんでした~♪」
ヘンリエッテ・プランク
「あのっ! 本当にフライパンのやつ聞いちゃうのだ? それはちょっと……あれ? なんだか……眠く……なって…………すぅ……」
焼魚あまね
「おやおや、おねむの時間かな? では、インタビューはここまで! 次回もお楽しみに~♪」
無事に帰ったかな?
キャラインタビューって言うわりにあまり質問出来なかったけど、プランクちゃんの人柄が少しは見えたんじゃないかな?
なんだかんだ言ってたけど、やっぱりエリオル君ラブだよね?
物語はバトルはもちろんだけど、恋愛模様も要注目!
次は多分、ヒトさんが来るよ。
作品の詳細はこちらの「吸血天使のユニット戦線特設サイト」をご覧くださいね。
それでは、次回もお楽しみに♪